スキップしてメイン コンテンツに移動

Shin&bap

Simple Korean Home Cooking

韓国の家庭料理を、もっと身近に。

日本でも作りやすい韓国レシピを、
写真付きでわかりやすく紹介しています。

Recipe Listを見る

イカニラチヂミ


季節の気配が変わるたび、幸せになれる一皿を探してしまう。

そんな日の食卓にぴったりなのが、今日の「イカニラチヂミ」です。

プリッとしたイカの食感と、ふわっと広がるニラの香り。シンプルなのに満足感があって、ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにもよく合います。

韓国では、雨の日になるとチヂミを焼く家庭も少なくありません。理由にはいろいろありますが、チヂミを焼く音が雨の音に少し似ているから、という話もあります。フライパンの上で生地がじゅわっと焼ける音を聞いていると、なんとなく納得してしまう気がします。^^

私はこの料理を食べるたびに、軍隊にいた頃のことを思い出します。雨が降る日になると、部隊の仲間たちと集まってチヂミを焼き、マッコリを飲みながら過ごした時間です。今でもチヂミの焼ける音を聞くと、あの頃の温かい記憶がふとよみがえります。

── ❁ ──
このレシピについて

調理時間:約25分
難易度:★★☆(簡単)
分量:3枚分
おすすめ度:★★★★★

外はカリッと、中はもちもち。野菜とイカをたっぷり入れて焼くので、軽いおかずにも、食卓の主役にもなる一品です。

── ❁ ──

🥄 計量の基準 大さじ1=15ml
小さじ1=5ml
(いずれも計量スプーン基準)

材料(3枚分)
イカ 100g(下処理して細切り)
ニラ 1束(3〜5cmにカット)
小麦粉 150g
塩 適量
水 130〜150ml
玉ねぎ 1個(薄切り)
にんじん 少量(細切り)
油 適量

お好みで追加
青唐辛子 少量
卵 1個
ごま油 少々

卵を入れると少しふんわりした食感になります。カリッと軽く焼きたい場合は、卵なしでも美味しく作れます。

── ❁ ──

材料のポイント

イカは大きすぎると食べにくいので、細めに切るのがおすすめです。冷凍イカを使う場合は、しっかり解凍して水気を軽く取ってから使うと、生地が水っぽくなりにくいです。

ニラはたっぷり入れると香りがよくなります。玉ねぎは甘みを出してくれるので、入れると全体の味がやさしくまとまります。

生地は少しゆるめにすると薄く広げやすく、焼いた時にカリッと仕上がりやすくなります。

── ❁ ──

作り方

ボウルで小麦粉と水、具材を混ぜた状態

① ボウルに小麦粉と塩を入れ、水を少しずつ加えながら混ぜます。

② そこへイカ、ニラ、玉ねぎ、にんじんを加えて全体をなじませます。具材は少し多めのほうが、食べたときの満足感が増しておすすめです。

生地は、すくった時にゆっくり落ちるくらいが目安です。かたすぎる場合は水を少し足し、ゆるすぎる場合は小麦粉を少し足して調整してください。

油を引いたフライパンでチヂミを焼いているところ

③ フライパンに油を広げ、生地を薄く平らにのばして焼きます。

④ 底面がカリッとしてきたら裏返し、ヘラで軽く押さえながらさらに焼きます。油が少ないとカリッとしにくいので、必要であれば鍋肌から少し油を足してください。

⑤ 両面にきれいな焼き色がつき、外側が香ばしく焼けたら完成です。


🍴 いただきます 🍴

焼きたてのチヂミは、外はカリッと、中はもちもち。イカの旨味とニラの香りが広がって、シンプルなのにとても満足感があります。

お好みで酢醤油やポン酢、コチュジャンだれにつけながら、ゆっくり味わってみてください。

── ❁ ──

韓国式たれの作り方

醤油 大さじ2
酢 大さじ1
砂糖 小さじ1
ごま油 小さじ1
白ごま 少々
刻みねぎ 少々
粉唐辛子 少々(お好みで)

全部を混ぜるだけで、チヂミによく合う韓国式のたれになります。辛いものが苦手な場合は、粉唐辛子を入れなくても大丈夫です。

── ❁ ──

カリッと焼くコツ

・生地は厚くしすぎず、薄く広げる。
・油は少なすぎないようにする。
・焼いている途中で何度も動かさない。
・裏返したらヘラで軽く押さえる。
・最後に少し火を強めると、表面が香ばしくなります。

チヂミは「焼く」というより、少し多めの油で表面をカリッと仕上げるイメージです。

── ❁ ──

残ったチヂミの温め直し方

残ったチヂミは冷蔵庫で保存し、翌日までを目安に食べ切るのがおすすめです。温め直す時は、電子レンジよりもフライパンで焼き直すと、表面のカリッとした食感が戻りやすくなります。

フライパンに油を少しだけひき、弱めの中火で両面を温めると美味しく食べられます。

── ❁ ──

食べ終わる頃には、「また作ろうかな」と思える。

そんな、何気ない幸せをくれる一皿です。

雨の日でも、忙しい日でも、フライパンから聞こえる焼ける音が、少しだけ気持ちをやさしくしてくれます。イカとニラがあれば、ぜひ一度作ってみてください。^^

コメント

このブログの人気の投稿

薄切りサムギョプサルと焼きキムチ

今日は、薄切りのサムギョプサルをご紹介します(^^) 厚切りのサムギョプサルももちろん美味しいですが、「今日は準備をラクにしたいな」という日は、この薄切りタイプの出番です。 火の通りが早く、後片付けも簡単。それなのに、しっかり韓国らしい満足感を味わえます。 家族でホットプレートを囲みながら焼いていると、不思議と会話も増えていきます。焼ける音とキムチの香りだけで、お腹が空いてきますね(笑)。 韓国では、サムギョプサルは外食でも家庭でもよく食べられる定番料理です。お肉を焼いて、野菜で包んで、好きな具材を少しずつのせて食べる時間は、ただの食事というより、みんなで楽しむ小さなイベントのような気がします。 ── ❁ ── このレシピについて 調理時間:約15分 難易度:★☆☆(とても簡単) 分量:2〜3人分 おすすめ度:★★★★★ 薄切り肉を使うので、焼き時間が短く、気軽に楽しめるサムギョプサルです。忙しい日でも「今日は焼くだけでいい」と思える、頼もしい韓国家庭料理です。 ── ❁ ── 🥄 計量の基準 大さじ1=15ml 小さじ1=5ml (いずれも計量スプーン基準) 材料(2〜3人分) 薄切り豚バラ肉:400〜500g キムチ:適量 レタス:1/2玉 サムジャン(味噌だれ):大さじ3 お好みで追加 サンチュ:適量 えごまの葉:適量 にんにく:適量 青唐辛子:少量 白ごま:少々 ごま油:少々 ねぎ:少々 ── ❁ ── 下準備 レタスは一枚ずつはがして冷水に通し、パリッとさせておきます。水気が多いと包む時に食べにくいので、キッチンペーパーなどで軽く水気を取ると食べやすくなります。 キムチはそのままでも美味しいですが、ホットプレートの端で少し焼くと香ばしさが増します。豚肉の脂と一緒に焼いたキムチは、酸味がやわらぎ、旨みがぐっと増します。 サムジャンは小皿に盛り付け、すぐ食べられるよう準備しておきます。にんにくや青唐辛子を使う場合も、食べやすい大きさに切っておくとスムーズです。 ── ❁ ── 作り方 ① ホットプレートを中温に温め、薄切りの豚バラ肉を広げて焼きます。薄いので、両面に焼き色がつけばすぐ食...

テンジャンチゲ

韓国では、寒い日になると自然と思い出す料理があります。 それが、韓国の家庭料理として親しまれている テンジャンチゲ です。 今回は、私が韓国の実家でよく食べていた、素朴で温かいテンジャンチゲをご紹介します。^^ 特別な日の料理ではありませんが、食卓に並ぶと不思議と安心する、そんな一品です。 寒くなってくると、実家の台所からテンジャンの香りが漂ってきました。 具材はそのとき家にあるもので少しずつ変わりますが、 テンジャンの深い味わいだけはいつも同じでした。 気づけば、ごはんを何杯もおかわりしていたのを思い出します。笑 ◇ 実家の台所を思い出す味 ◇ 🥄 計量の基準 大さじ1=15ml 小さじ1=5ml (いずれも計量スプーン基準) 材料(4人分) テンジャン(韓国味噌)or  味噌:大さじ3 コチュジャン:大さじ2 醤油:大さじ3 水:1L じゃがいも:2個 玉ねぎ:1個 にんにくおろし:大さじ4 豚バラ肉:約150g 唐辛子:2個(韓国ではチゲに唐辛子をよく入れますが、日本では手に入りにくい場合もあります。ない場合は入れなくても大丈夫です。) 💡 テンジャンは、韓国を代表する発酵味噌です。 日本のスーパーや韓国食材店で販売されている韓国産テンジャンを使うと、 より本場に近い味わいになります。 じゃがいもを入れることで、スープに自然な甘みが加わり、 テンジャンの濃厚な味わいが少しまろやかになります。 作り方 ① 鍋に水を入れ、中火で温めます。 ② じゃがいもは食べやすい大きさに切り、玉ねぎは薄切りにします。 唐辛子は輪切り、豚バラ肉は一口大に切っておきます。 ③ 水が温まったら、じゃがいも、玉ねぎ、豚肉、テンジャン、コチュジャン、 醤油、にんにくを加えます。 ④ 弱火で約20分ほど煮込みます。 じゃがいもがやわらかくなり、具材に味がなじんだら完成です。 煮込むほどにテンジャンの旨みがスープ全体に広がり、 コクのある家庭的なテンジャンチゲになります。 Tips ✅ 唐辛子の量で辛さを調整できます。辛いものが苦手な方は1本だけでも十分です。 ✅ 豆腐を加えてもおいしくいただけます。 ✅ 翌日はさらに味がなじみ、より深い味わいになりま...

じゃがいもの甘辛煮(カムジャゾリム)

カムジャゾリム じゃがいもの甘辛煮 ほくほくのじゃがいもに、甘辛いタレがしっかり絡む韓国の定番おかず。 ご飯がどんどん進む、やさしくて懐かしい家庭の味です。 今日は、簡単に作れる カムジャゾリム(じゃがいもの甘辛煮) のレシピをご紹介します。 韓国の家庭で親しまれている定番おかずで、 ほくほくのじゃがいもに甘辛い味がしっかり染み込みます。 我が家でも「あと一品ほしい」という日に作ることが多く、 材料もシンプルなので、忙しい日でも短時間で作れる人気メニューです。 「味が染みない」「べちゃっとなる」など、 よくある失敗を防ぐコツやポイントもあわせて紹介します。 このレシピのポイント ・じゃがいものほくほく食感 ・甘辛いタレがご飯によく合う ・材料がシンプルで作りやすい ・お弁当や作り置きにも便利 ⏱ 調理時間・難易度 調理時間:約20分 難易度:★☆☆(初心者でも簡単) 🥄 計量の基準 大さじ1=15ml 小さじ1=5ml (計量スプーン基準) 材料(2人分) じゃがいも:2〜3個 鶏肉:200g にんじん:少し 水:300ml 醤油:大さじ5 砂糖:大さじ1 みりん:大さじ1 ごま油:少々 作り方 ① じゃがいもを切る じゃがいもは一口大に切り、水に少しさらしてでんぷんを落とします。 こうすることで、煮崩れしにくくなります。 ② 具材を煮る 鍋にじゃがいも、鶏肉、にんじん、水を入れ、 中火で5〜7分ほど煮ます。 じゃがいもが少し柔らかくなればOKです。 ③ 調味料を加える ...